ahg F-27Aチャレンジャーはアンシュッツ社製直動ボルト式バイアスロン銃のファートナーの機関部をポジションシューティング用に改造した、直動ボルト式単発銃です。この銃は2003年3月のIWAでahg社から発表されていました。直動ボルトと言うことで、日本ライフル射撃協会の推薦が出るかどうか心配しておりましたが、2003年秋に推薦委員会から「推薦を出します」と言う連絡を頂き、ようやく輸入することが出来ました。
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F-27Aチャレンジャーの特徴は、直動ボルト式なので弾の装填が、非常にスムーズになりますので早撃ちの方には、有利になると思います。
また、ahg社オリジナルのアクションスタビライザーが標準装備されていますので、新たに購入する心配もありませんし、銃身とストックの間に振動吸収剤が挟み込まれており、銃身のバイブレーションも軽減されます。
ahg社は、セントラ社のアクションスタビライザーが発売される1年前から、機関部のバイブレーションによる命中精度の低下に着目し、サイトベース・トラックを発売していた程なのです。
ahg社製の銃はバイブレーション軽減を目指した親切な設計です。 |
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○ F−27A レシーバー
製作者は、ガンスミス P・フォートナー氏です。
アンシュッツ社販売のバイアスロン銃、フォートナーモデルは、P・フォートナー
氏製造の機関部を使い、アンシュッツ社が銃に組み上げて販売していたようです。
私は、今までずっとアンシュッツ社のオリジナルだと思っていました。
○ G&E エボリューションストック
G&E社を正確に言うと、グリーニッヒ ウント エルミゲールです。
昔からグリュンネルの愛称で親しまれている、スイスのセンターファイヤーライフル製造メーカーです。2003年3月のIWAで発表されたエボリューションストックはアルミストック特有のバイブレーションを軽減させる為に多数の振動吸収剤が組み込まれています。
エボリューションストックは、グリュンネル社ライフルの他にも、アダプターを交換することにより他のメーカーの銃にも取り付けることが可能になります。
○ ahg社
アンシュッツ社のビッグボス、ディター・アンシュッツ氏の二男、ウヴェ・アンシュッツ氏が経営する会社です。
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