#032 ('04/12/11)
MECサイレンス
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当店では「イヤーバルブ(バルブ付の耳栓)は、価格が高過ぎる」と言う事で、今までは一切取扱を見合わせていましたが、世界的不況の銃砲業界で着々とファンを増やしているMEC社から、「サイレンス」と言うイヤーバルブが販売されていましたので、当店でもちょっと目先を変えて輸入を試みました。 イヤーバルブは様々なメーカーから販売されていますが、その中からMEC社の「サイレンス」を当店は選び、輸入を開始いたしました。



先日、長瀞射撃場において大口径の草試合があったので、早速試しました。(ウイナー プロフィ グローブもついでに試したので後日ご報告します。)大口径射手のみなさんは既にご存じと思いますが長瀞は300mです。
監的壕に標的交換に行くのに、往復600m。自分で標的交換に行っていると日が暮れてしまいますので試合の時は、参加者みんなで交代しながら監的壕に入ります。
300m先の監的壕内でもけたたましい発射音がするので、耳栓をかかす事が出来ませません。よって大口径の試合では一日中、耳栓またはイヤープロテクターをするはめになります。
イヤープロテクターは圧迫されて、耳の周りが痛くなるので私は耳栓派です。
今まではEARを使っていましたが、すぐに黒く汚れるし(もちろん洗えますけど)気が付いたら「耳から抜け落ちて無くしてしまった」なんて事がありましたが「まあ安いからいいや!」と、気にも止めていませんでした。



MECサイレンス


しかし、MEC社のサイレンスは実際に使い始めると、耳あたりがソフトで抜けにくかったです。また普段はバルブが解放されているので、内耳に圧迫感を感じず通常の会話にもまったく違和感がありませんので、長時間の仕様も苦になりません。 おまけに簡単に洗えて水分を拭き取れるので衛生的です。 専用ケース。お手入れ用のアルコールペーパーが二枚。無くさない様に首紐が付いています。完全に雑音をシャットアウトしたい方は、首紐を耳栓に付けることで外部からの雑音を防ぐ事ができます。ただし耳に装着すると、内耳に多少の圧迫感が感じられますので、お好みに合わせて、お使い下さい。



ケース

アルコールペーパー

首紐

イヤーバルブとは、耳栓に管が通ってその管の中に小さなバルブ(栓)が入っている耳栓の事を、総称してイヤーバルブと呼びます。 普段はバルブと管の間に隙間があるため、通常の会話等にはまったく支障をきたしません。 外部からの衝撃波が加わって、初めて耳栓の管の中にあるバルブが管を閉鎖します。 そして衝撃音のみを、完全にシャットアウトします。

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