私の専門外の中編を書いていたら、引越しの忙しさとあいまって、どっと疲れが噴出してきました。
どちらかと言うと後編も、私の専門外というより苦手な部分が多いのです。
後編を書くだけで、どれだけ英文や独文のカタログとニラメッコしたことやら …
中編同様に、説明不足や認識不足な点がいくつも出てくると思います。
間違い等ございましたら再度、こっそりとご指摘下さい。
それでは後編のハンティング用品の紹介です。
それでは最初は、ライフル・スコープから紹介いたしましょう。
【レオポルド社】
レオポルド社のブース
レオポルド社から、ちょっと風変わりなライフル・スコープが発表されていましたので、ご報告いたします。
モデル名は「 VX ‐ L 」 です。
大きな対物レンズを採用し、極端にスコープの高さを下げたという、矛盾した作りのライフル・スコープです。
この矛盾した作りをどの様にクリアしたかは、ご覧の通り対物レンズが銃身に当たらない様に、なんと凹ましてしまったのです。
VX ‐ L を前から見たところ
対物レンズを凹ますことによって、対物レンズ径が通常 40mm の物と同じ光軸の高さを、 VX ‐ L では 56mm まで対物レンズを大きくしても、確保することが出来ます。
したがって大口径の明るいスコープでも、チークピースのベントの高さを抑えることが出来るのです。しかし呆れるほどの、思い切った工夫ですね。
でもまだ、レンズキャップなどが販売されていないと思いますので、レンズの汚れを気にする方はいきなり手を出すのは抵抗があると思いますし、凹んでいるスコープのデザインにも、かなりの抵抗があります。
数あるレオポルド社のライフル・スコープの中でもランクは、「 Vari ‐ X V」と「 LPS 」 の中間なので、価格帯もかなりのハイクラスとなると思います。
レンズのコーティングも「 LPS 」と同じダイヤモンドコーティングが施されています。
この価格帯なら、ヨーロッパ製のスコープを買われた方が、無難ではないかと思うのは、私だけでしょうか?
でも人は十人十色、 MADE IN U.S.A が好きな方がたくさんいらっしゃいます。
そんな方にはピッタリのライフル・スコープではないでしょうか?
また、一風変わったライフル・スコープが欲しい!と言う方にも、お薦めできる一品です。
【シュミット&ベンダー社】
IWA 会場の至る所にあるシュミット&ベンダーの広告
まだまだ日本では、認知度の低いシュミット&ベンダー社ですが、銃を持っているドイツ人の誰に聞いても世界 No.2 のスコープメーカーは、「シュミット&ベンダーだ!」と答える事ほど信頼度の高いメーカーです。
そんなシュミット&ベンダー社から今、流行のイルミネーション・レティクル付のライフル・スコープが続々と発表されております。
当店では以前から、 PM ‐U 3 − 12 × 50mm を取り扱っていましたがここ最近、 PM ‐U 4 ‐ 16 × 56mm イルミネーション・レティクルの問い合わせが、比較的多くなって来ました。
ただこの PM ‐Uシリーズは価格が高く、また鏡胴径が 34mm しかなくマウントに苦労するため、いまひとつ一般のハンターの方たちに敬遠されてきました。
そこで当店では、シュミット&ベンダー社のハンティング用ライフル・スコープの輸入を開始しようと現在、画策中です。
特に近年、力を入れているイルミネーション・レティクルは、「 Zenith 」 シリーズで「フラッシュ・ドット」という、新しいシステムを採用し高い評価を受けております。
Zenith シリーズ カタログから
「フラッシュ・ドット」の特徴は、イルミネーションを消したとき、イルミネーションの跡が残らない点です。( FD 0 レティクルのみ、イルミネーションの跡が残ります)
通常のイルミネーション・ドットですと、光っていた部分が消灯しても黒く残ります。
したがって、太く大きいイルミネーションなら消灯しても、中央部のレティクルが細くなっている部分が太くなってしまい、射撃場などで精密射撃をする際の妨げになってしまいます。
レティクルの種類 カタログから
イルミネーションのスイッチは、 ON と OFF の境がハッキリと目視で確認できます。
イルミネーションを 6 時間、何も操作せずに付けっぱなしだと電源が自動的に切れますので、急なバッテリーの消耗を防ぐ事ができます。
万が一、バッテリー切れを起こした時に備え、ヴィンデージクリック ( 左右 ) キャップの内側には、スペアのバッテリーを保管する事も出来ます。
これは、いざと言うときの電池切れに対して、心強い工夫です。
この「 Zenith 」 シリーズは、全体のシルエットがちょっとモッコリしているのが気になりますが、このシルエットなら誰でも一目で「おっ!シュミット&ベンダーだ」とわかります。
ライフル銃に付けているだけで、ちょっと自慢にもなりますね。
これらの、親切な設計のシュミット&ベンダー社のライフル・スコープは、是非ドイツのライフル銃とドイツの EAW 社のマウントと、セットでご使用頂きたいと思います。
【カール・ツアイス社】
カール・ツアイス社のブース
シュミット&ベンダー社が No.2 なら、誰でもが No.1 と答えるのが、このカール・ツアイス社です
今年から、ゴルフの世界でもレンジファインダーが認められ?何処のショップでも良く売れていると聞きつけた私は、ライカ社やスワロフスキー社でのレンジファインダーを探そうとしていたら、カール・ツアイス社からとんでもない代物が発表されていました。
それはイルミネーション付きライフル・スコープに、レンジファインダーが組み込まれている物でした。
その名は Victory Diarange M3 ‐ 12 × 56 です。
ブースに飾られていた看板
IWA の会場でこのライフル・スコープを実際に手にとって試そうと思ったら、さあ大変です。
カール・ツアイス社のブースにはたしか、 5 本以上の展示品がありましたがドイツ人にも大人気で、まったく手にとって見るチャンスが回ってこないのです。
IWA の最終日、ようやくお客さんが少なくなった頃に、やっと間近で手にとって見る事が出来ました。
左側面にある二つのスイッチで、イルミネーションランプの ON ・ OFF の切り替えと、イルミネーションランプの明るさを調整することが出来ます。
イルミネーションのスイッチ
カール・ツアイス社ではイルミネーションがクロスの物とドットの物の 2 種類用意していますがドイツでは圧倒的にドットの物に人気が集中しているそうです。
ちょうど銃を構えた時に左手の親指の近くにあるスイッチを押し続けると、レンジファインダーがターゲットまでの距離を瞬時に計測し、ライフル・スコープの視野内に表示します。
レンジファインダーの距離計算時間は従来の物より非常に短く、たしか 3 秒くらいだった様な気がします。
これなら距離を見誤って鹿を仕留め損なった!!なんて事も無くなりますよね。
オプションパーツのエレベーションクリック・ノブを使うと、更に距離修正が簡単に出来ます。
もし 300m の射撃場で試射をして、エレベーションクリック・ノブのメモリを 300 に合わせスコープ調整をしておけば、今度は猟場で実際にターゲットまでの距離を測り、その距離にメモリをあわせれば、おおよその着弾点の高さ調整が出来てしまいます。
オプションのエレベーションクリック・ノブ
レンズの明るさは?スコープの性能は?なんて聞かれても世界 No.1 のツアイスですから、解説することも無いでしょう。
スコープマウントは、通常のリングタイプではなくレールタイプになります。
ドイツの EAW 社で販売していますが、日本では人気の無いモデルなので、在庫を置いているお店はまず無いと思います。したがって取り寄せるまでは、数ヶ月の納期がかかってしまう場合があります。
もしこのスコープの購入を考えているなら、同時にマウントの購入も考えた方が無難だと思います。
Victory Diarange M3 ‐ 12 × 56 を正面から見たところ
このライフル・スコープには、右利き専用しか有りません。左利きの人には残念なところです。
でもこの Victory Diarange M3 ‐ 12 × 56 を手に入れる事が出来たなら、次の猟期での長距離射撃がきっと楽しみになる事でしょう。でも仕留め損なったら、きっと言い訳が出来なくなる事も覚悟しないといけませんね。
ちなみにドイツの現地小売価格は 2950 ユーロです。
ちょっとどころではなく、かなり高すぎますので普段は銃から取り外し、射撃以外にゴルフのお供にでも、お使いになってはいかがでしょうか?
きっと射撃場や猟場はもとより、ゴルフ場でも注目の的になること間違い無しです。
【ナモ・ラプア社】
ラプアのブース
ラプア社からまったく新しい、 300m 標的射撃競技専用の実包が開発されました。
この実包は、最近新しいモデルの 300m やアルミニュウムストックの開発に精力的な、スイスにあるグリーニッヒ&エルミゲ−ル社(グリュンネル)から依頼されて、研究開発を進めていた弾だそうです。
その弾の名前は 6.5 × 47mm Lapua です。
グリュンネル・ライフル
スイスと言う国は皆さんもご存知と思いますが、ユーロ圏ではありませんし、完全な中立国です。したがって国民全員が軍人の国なのです。
だから国民全員、シューターでもありますので、特に 300m CISM ライフル競技が盛んな国なのです。
数年前、やはりスイスから 300m 用のカートリッジ 6 × 47mm SM (スイスマッチ)という実包が発売され、 6mm Norma BR より弾道が安定し命中精度が安定するという事でした。
ただこの 6 × 47mm SM を使った場合、軽量弾頭高速弾のため銃身寿命が短いのが難点でした。
多分この銃身寿命の短さを考慮してか、口径を 6.5mm にネックアップし弾道の安定さを保ちながら、銃身寿命を延ばすために開発をした弾だと思います。
6.5 × 47mm Lapua の薬莢
薬莢のリムのサイズは、 308Win と同じです。
グリュンネル社では 81/8 インチ という、ずいぶん中途半端な銃身ツイストを選んでおります。
ラプア社では弾頭重量を、 108gr ・ 123gr ・ 139gr の 3 種類を用意しています。
ただ、銃身ツイストをみると 139gr との一番相性が、一番いいのでは?と思います。
6.5 × 47mm Lapua( 左 ) と 308Win の比較
ラプア 社の新しい実包、早速試してみたいのですが、日本の場合は弾も変われば銃も変わる。新しい銃を所持するだけで、手間もコストもかかってしまいます。
したがって、新しい実包に手を出すのは、どうしても勇気が要ります。
私には当面、試す事が出来ないのでしばらくの間は、静観してみようと思います。
今年の 7 月に、クロアチアのザグレブで行われる世界選手権大会において、グリュンネルとラプアの組み合わせでゴールドメダルを奪取すれば、また話が大きく展開していくと思います。
世界選手権の結果を、期待したいと思います。
その他には、近距離なら最高の命中精度を発揮する事で実績のある、ナチュラリス弾頭(銅弾)に新しいラインナップが追加されました。
その名前は「ナチュラリス LR 」です。
ナチュラリス LR (左)と従来のナチュラリスとの比較
まだ 30 口径の 170gr しかなく、他の口径まで普及するのにはまだかなりの、時間がかかると思います。
ナチュラリス LR 弾頭の特徴は、弾頭の先端がシェイプアップされ、尖端のプラスチック・チップも尖らせたので空気抵抗が少なくなったという事です。
そのため今までのナチュラリス弾頭では、 200m までが有効射程距離だったのが 300m まで、伸ばすことが出来ました。
また弾頭の先端部の肉厚が薄くなったので、従来のナチュラリスより多少、マッシュルーミング効果が大きくなったそうです。
ちなみにこの、 LR と言う名称は「 Long Range 」の略です。
ちょっとテストするには中途半端な弾頭重量ですが、今までの 181gr から 170gr へと軽くなったので、初速はかなり稼げると思います。
ナチュラリスのディスプレー
当店では実包を 308Win ・ 30 ‐ 06SPG ・ 300WinMag の 3 種類を用意する予定です。
また弾頭だけの用意もする予定です。
なんとか夏のセールまでに、間に合わせたいと思っておりますので、ご期待下さい。
ナチュラリス弾頭は、既に実績のある銅弾なので、安心してご使用いただけると思います。
【ダイナミート・ノーベル社(ルアグ・アモテック)】
ダイナミート・ノーベル社のブース
ドイツでもようやく政府が、銅弾の開発を後押しするようになったそうです。
そこで政府の援助を得た、ダイナミート・ノーベル社がドイツでいち早く、銅弾の開発を手掛けたそうです。
まだ海外への輸出は考えていないみたいで、英語版のカタログには掲載されておらず、ドイツ語のカタログのみの掲載でした。
私もすっかり見落としていた為、現物の写真を撮ることが出来ず、カタログから写真を撮りました。申し訳ございません。
バイオニック カタログから
この銅弾の名称は「バイオニック」で、弾頭の特徴で「ブラック」と「イエロー」の 2 種類に分かれます。
「ブラック」は、ラプア社のナチュラリスと同じ位の、マッシュルーミング効果を起こします。
弾頭の先端が、大きく広がらないため貫通力があるので、どちらかと言うと大型硬皮獣用のハンティングに向いているそうです。
ターゲットの破損を最小限に抑えたい、ハンターの方には「ブラック」をおすすめいたします。
「イエロー」は、フランスの GPA と同じ様な弾頭の破壊が起こります。
ターゲットに命中した瞬間、弾頭の先端部から全体の 50% が破損します。
したがって、破損した弾頭の破片がターゲットの内部で飛び散り、残った弾頭の後部は変形をせずに、ターゲットをそのまま貫通しますので、血抜きには最適の様です。
中型獣向きで、一発でターゲットの動きを止めたい方には、とても有効な弾頭だと思います。
ちなみにドイツ国内では「イエロー」の方が、人気があるそうです。
このバイオニックの弾頭重量は「ブラック」「イエロー」共に 154g のみです。
実包では 308Win と 30 ‐ 06SPG の 2 種類が生産されています。
ダイナミート・ノーベル社では、まもなく実包の出荷の準備が出来る様なので、こちらも夏のセールまでに入荷が間に合えばと、思っております。
最後はハンティング用品ではなく射撃用品ですが、当店ではあまり積極的に販売をしていないクレー射撃の分野です。
当店の古くからの取引先のグラスフレーム・メーカーで、面白い商品がありましたので、この場をかりてご紹介させていただきます。
【クノブロッホ社】
ライフル射撃・ピストル射撃専門のグラスフレームを製作している、ドイツのクノブロッホ社から、新たにクレー射撃の選手をターゲットに絞ったグラスフレーム「 K ‐ 5 」が販売されました。
もちろんこのグラスフレームは、ピストル射撃用にもお使いになれます。
ではどんな点が新しくなったかと言うと、ノーズパッド(鼻当て)の高さを可変することが出来るようになり、上目使いや下目使いの人でも常にレンズの中心を覗く事が出来るようになりました。
K ‐ 5 グラスフレーム アメジスト・フィルター付き
特に最近、海外でのクレー射撃では、ペラッチが新製品で MX2005 のダブルトラップ銃を出しているように、ハイリブ+アジャスタブルリブ付きの銃が増えてきている?様です。
ただ、このハイリブ+アジャスタブルリブ付きというモデルは、銃の重量が重くなるため小柄な日本人には人気が無いそうですね。
ペラッチの新製品 MX2005
ライフル射撃でも同じですが、フロントサイト(照星)が高くなると、首が立ちます。
フロントサイト(照星)が低くなると、首が寝ます。
立った首と寝た首の状態で、メガネを覗き比べていただくと一目瞭然だと思いますが、明らかに視線がメガネのレンズの上下違う場所を、覗いていることがわかると思います。
いくらアジャスタブル・リブとアジャスタブル・チークピースで調整したからと言っても、少しでも動かせば首の傾きが若干、狂ってくるはずです。
レンズと言うものは、レンズの中心部を直角に視線を通して、初めて最大限に効果を発揮することが出来るのです。
皆さんも子供の頃の経験で夏の炎天下の元、虫眼鏡で紙に火を付けたりした事がありますよね!
その時、レンズの中心部で焦点のあった部分にしか火がつかず、そしてレンズ面を太陽と平行にした方が早く火が付いたのを、よく覚えている事と思います。
そこが、レンズの持つ威力を最大限に活用できる、ピンポイントなのです。
レンズの中心で物を見ていると、目に映る映像の歪みは無いのですが、レンズの端で物を見ると物が歪んで見えると思います。
もう既にライフル射撃やピストル射撃の世界では、レンズの中心を直角にして標的を狙うという事は周知の事実になっていますが、クレー射撃の世界では、いかがでしょうか?
四方八方にターゲットが飛び出すクレー射撃では、なかなかレンズのピンポイントでターゲットを狙うと言うのは、不可能に近いと思います。
これらの話しはメガネをかけない、更にクレー射撃をやらない私にとっては、未知の世界の話なので、メガネをかけている方の苦労がわかりませんが、参考までにお読みいただければと思います。
しかし、もし目に映る画像が「歪んでいるからスコアが上がらないんだ!」と、グラスフレームでお悩みの方がいらっしゃったら、一度お試しいただきたいと思っております。
この K ‐ 5 グラスフレームには嬉しいことに、マグネット式のワンタッチで取り外しの出来るオプションの、カラーフィルターを取り付けることが出来ます。
クノブロッホ社では色も 6 色と、いろいろクノブロッホ社では取り揃えております。
「イエロー」「オレンジ」「ブラウン」「グリーン」「グレー」「アメジスト」そして最後に、カラーフィルターではないのですが「偏光フィルター」があります。
K − 5 フレームとカラーフィルター
色の好みは分かれると思いますが、ライフル射撃の場合は「オレンジ」と「グレー」に人気が集中しています。
雨などの暗い天候の時は「イエロー」なんかが結構、明るくはっきりと見えますので私も使用しております。
太陽光が強く、標的がハレーションを起こした様にギラギラする時は、ライフル射撃の選手は偏光フィルターを使います。
ただ最近のクレーはカラフルなので、クレーの色に合わせてフィルターを交換するなんて事もいいかも知れません。
「偏光フィルター」の取り扱い方法について、簡単にご説明します。
簡単な使い方としては、太陽光線によるギラつきを抑えます。
ちょっと複雑な使い方としてライフル射撃の場合、夏場の直射日光の強い射撃場では、地面から陽炎が立っています。
標的は陽炎による上昇気流の影響で、実際の標的位置より肉眼では高い位置に見えます。
そこで標的を狙って射撃すると、実際に狙った位置より下に着弾します。
風が吹き陽炎が飛ばされると、今度は上に着弾します。
この着弾の上下で、私はいつも悩まされていたモノでした。
ですから私は、陽炎が立っているときはなるべく、風が吹いているときに撃つ様に心がけています。
その理由は私の持論ですが風の影響より、陽炎の影響の方がはるかに強い影響を受け、着弾が乱れるからです。
私たちライフルシューターも、夏場は陽炎で悩まされている人は多いと思いますが、クレーシューターの皆様はいかがでしょうか?そんなことありませんか?
もしかしたら、陽炎の影響を受けやすい「低い軌跡で飛ぶクレーが苦手」なんて方は、きっと陽炎にからかわれているのだと思います。
そこで偏光フィルターを使うと、陽炎による光軸の屈折を軽減する効果があるそうです。
あくまでも軽減です。光軸の屈折を完全に無くすことは、出来ません。
もし、このクノブロッホのグラスフレームとフィルターのコンビネーションで、スコアアップにつながれば、クレー射撃を知らない私も嬉しく思います。
後編は、後になって写真を撮ってくるのを忘れた物が、たくさんありました。
どうしても紹介したかった物は、会場で貰ってきたカタログから写真を撮るという、手抜きをした事を、深くお詫び申し上げます。
お詫びの印にまた後日、ちょっとしたレポートを掲載させて頂きたいと思います。
楽しみにお待ち下さい。
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