#077 ('07/03/29)

IWA2007報告 新製品紹介 後編

写真をクリックすると、拡大写真がご覧になれます。

前編では、標的射撃競技専門の分野について、ご報告させていただきました。
後編はちょっと趣向を変えて、標的射撃競技とは無縁の分野について、ご報告をさせて頂きたいと思います。
ただ、散弾銃や自動銃については私も、まったくの素人ですのであえて話題からは除外させて頂きます。


【シュミット&ベンダー】
当店では最近、シュミット&ベンダーのライフルスコープについての問い合わせが、本当に多くなってきました。
アメリカ製も良いけれど、やっぱりドイツ製のライフルスコープは、迫力を感じさせます。


シュミット&ベンダーのブース


ツアイスのブースも人だかりが出来ていますが、シュミット&ベンダーのブースはそれに負けないくらいの人だかりが出来ている、人気のブースです。

ブースに飾ってあるライフルスコープを物色中、面白いものを発見しました。
シュミット&ベンダーのロゴマークが無く、替わりに「 USMC 」の刻印が刻まれております。マニアの方ならすぐにお解かりですね。
これは 3 ‐ 12 × 50 PM ‐U LP でアメリカ海兵隊仕様の、シュミット&ベンダーなのです。


USMC モデル


レティクルは P3 Gen 2 (ジェネレーション 2 )のイルミネーションレティクルです。
撮影してきた写真がゴチャゴチャに混ざってしまい、もしかしたら間違っているかも知れませんが、確かこのレティクルだったと思います。


Gen 2 レティクル


写真を見て今、気が付きましたけど、せっかく写真を撮ったんだからイルミネーションを点灯させればよかったですね、私のミスでした。

このスコープを発見した時、思わず「これが欲しい」と言ったのですが、やっぱりダメです。「 USMC 」モデルは展示のみだそうで民間には一切、販売する事ができないそうです。
しかし「 USMC 」の刻印の替わりに、シュミット&ベンダーのロゴマークが刻印されている民間バージョンが、ちゃんと隣に並んでおりました。
こちらの民間バージョンは、販売が可能だそうです。


民間バージョン


刻印の違いだけ我慢できれば、マニア推奨の一品になる事、間違いないでしょう。
この民間バージョンは値段も高そうですが、なんと受注生産で納期は受注後約 6 ヶ月以上もかかってしまうそうです。
ご希望の方は、早めにご注文を下さいね。受注輸入を致します。


【ルアグ・アモテック】
まだまだルアグ・アモテックと呼んで、ナンダこりゃなんて思う方もいらっしゃると思います。
ドイツのダイナミート・ノーベル社( RWS )が、何社かを吸収してルアグ・アモテック社へ社名変更をいたしました。
でも RWS や Rottweil 、 Geco 等のブランド名はそのまま残しております。

昨年末には、 R − 10 のエアーピストル弾をモデルチェンジして軽量化した弾が、非常に評判がよく、とても良く売れました。


New R − 10 AP 弾


従来の R − 10 のエアーピストル弾は、重量が 0.50g でした。新しい弾は 0.45g と軽量化をして、初速を出す事に成功しました。
今後も R − 10 の AP 弾には、期待が持てることでしょう。

昨年の IWA 報告でもレポートしました銅弾付きの実包は、何故かカタログから外されておりました。
政府の援助があり開発したとか、色々な話を聞きましたが、やっぱり銅弾は価格が高すぎて全く売れなかったのでしょう。

ブースの真ん中に、まだカタログには載っていない新製品がありましたので、写真を撮ってきました。
散弾のスチール装弾です。


Rottweil のスチール装弾


当店には関係がありませんが、中には興味がある方も多いと思います。
とりあえず、こんな物もルアグ・アモテックが販売を始めた、と言う事だけでも、覚えておいていただければ幸いです。

次にフィールドターゲット用エアーライフルのペレットで、 RWS のスーパーフィールドです。
口径 4.5mm と 5.5mm の 2 種類を用意しています。


RWS スーパーフィールド


口径 4.5mm の重量は 0.54g 。グレイン表示ですと 8.4gr になります。
口径 5.5mm の重量は 1.03g 。グレイン表示ですと 15.9g になります。
共に 1 缶 500 発入りです。

形状は、 H & N 社のバラクーダマッチに似ていますが、バラクーダマッチよりはペレットの重量が、ちょっと軽いですね。
パワーのあり余るハイパワーエアーライフルには、ちょっと不向きかも知れません。
パワー調整が出来る銃なら、パワーを少し落として命中精度を追求して使っていただきたい、ペレットだと思います。


【ゲーマン】
ゲーマン社は、今の社長が就任する前はワルター・ゲーマンと呼ばれていました。
ワルター・ゲーマン氏は、今や普通に使われているアジャスタブルアイピースや、アジャスタブルインサートなどを最初に考案した、発明家でもあったのです。
年配の射手の方なら、ワルター・ゲーマンと呼んだ方がきっと、馴染み深いと思います。
私も射撃を始めた頃は、まだワルター・ゲーマンと呼んでいました。

そんなゲーマン社は、当店とまったく同じで、競技用ライフル銃の専門店です。
ここ最近は、多くの FX の空気銃も手がけております。
そして、ちょっと変わった面白いライフルスコープ用の、ハイサイトブロックがありましたので、ご紹介させて頂きます。


859 スコープレール


取り付け用のレール幅は 11mm なので、もちろんアンシュッツにも使えます。
また高さも、スペーサーを入れることで、調整も可能になります。
ゲーマン社ではこのハイサイトブロックを、アンシュッツ等の競技用のスモールボアライフルだけでなく、ハイパワーエアーライフルの FX も視野に入れて作ったそうです。
FX に取り付けた際、ロータリーマガジンの邪魔にならない様なデザインになっております。


FX6000 に乗せたところ


当店では FX を販売していないので、どの様な効果が期待できるか?語ることは出来ませんが、 FX は相当数が日本国内に出回っていると思います。
もし興味のある方がいらっしゃったら、当店にお申し出下さい。
お時間さえ頂ければ、受注輸入をいたします。


【バーチウッドケーシー】
言わずと知れた、アメリカの油屋さんです。
なかなかユニークな商品がありましたので、ご紹介させて頂きます。


バレルコット


この商品はバレルコットといい、銃口に取り付ける指サックみたいな物です。
単身の銃であれば、どの様な銃にも使えるそうです。ただし銃口の大きな散弾銃や、大きなマズルブレーキが取り付けられているライフル銃には、装着できそそうにありませんね。

ハンティングの時など、銃口の中に雪が入ったまま撃ってしまい、ライフル銃の場合は銃身を膨らませてしまったり、散弾銃の場合は銃身を裂いてしまったりなんて経験をした事のある方は、少なからずいらっしゃると思います。
このバレルコットはハンティングの時に、銃口に雪や雨、そして異物の混入を防ぐための銃口キャップです。
最初にメーカーの説明を聞いて、私が思ったことは「こんな物を銃口の付けていたら、外すのを忘れてそのまま撃ってしまう人が、たくさんいるんじゃあないかな?」という事でした。
しかしメーカーが言うには、伸縮性のあるゴムを使っているので、例え付けたまま弾を撃ってしまっても、銃身にはダメージが無いそうですし、命中精度にも大きな影響は与えないそうです。
とは言っても、付けたまま撃ってしまうのは心配だし、撃ってしまったら何処へ弾が飛んでいくか?わかりませんよね。
見た目はちょっとイヤラシイ商品ですが、雪や雨が降っている時のハンティングには、おすすめしたい一品です。


【ステイヤー・マンリッヒャー】
みなさんご存知のステイヤーです。
エアーピストルの LP10 や、 LG110 ハイパワーなどを作っているステイヤーは、このマンリッヒャーから独立したスポーツワッフェンです。


ステイヤー・マンリッヒャーのブース


このマンリッヒャーこそが、皆さんの思うステイヤーなのです。
私も以前は、このマンリッヒャーが大好きで、 3 丁のマンリッヒャーライフルを所持していました。
そのうちの 1 丁は手放してしまいましたが、今でも残りの 2 丁は大切に所持しております。

ブースの中央に、大きなボルトアクションのライフルが置いてあります。
なかなかの人気で、全景を撮るシャッターチャンスを待つこと、約 5 分もかかってしまいました。
STEYR HS.460 で、単発式のテイクダウンライフルです。
口径は .50BMG もありますが、写真のモデルは口径が 460 Steyr です。
重量は 12.4kg もあるので、とても持ち歩ける銃ではありません。


STEYR HS.460


この手のライフルは、好きな方もいらっしゃると思いますので、サービスショットで機関部をアップで撮りましたが、ゴメンなさいピンボケでした。


アップのピンボケ


ライフルスコープに注目して下さい。なんとドイツ製のシュミット&ベンダー PM= Uが乗っております。
マンリッヒャーはオーストリアのメーカーです。
私がマンリッヒャーライフルに興味を持ち始めた頃は、同じオーストリアのカーレス社のライフルスコープを使っていました。その後は、やはり同じくオーストリアの、スワロフスキー社のライフルスコープを使っておりました。
しかし今は、シュミット&ベンダーを乗せているって事は、それだけシュミット&ベンダーのライフルスコープが、優れているって事だと思いませんか?


【ベレッタ】
ガンマニアなら言わずと知れた、イタリアのベレッタ社です。
近年のベレッタ社は、サコーやティッカを傘下に置くフィンランドのバルメグループを吸収し、勢力を拡大しております。

ベレッタのブースに面白い展示品があったので、思わず写真を撮ってきました。


ベレッタ 92FS


このベレッタ 92FS にはなんと、 1113 個のダイヤモンドがグリップと弾頭に埋め込まれています。
このベレッタ 92FS に使われたダイヤモンドの総重量は、合計 89.92 キャラットにもなるそうです。
私は、拳銃と宝石にはまったく興味が無いので、これ以上のコメントは差し控えますが、ちょっと離れた場所でこのベレッタのショーケースをずっと見守っていたに警備員に、興味深々でした。


ベレッタ 92FS を見守る警備員


柱に、寄りかかっている人がいますよね。
私がこのブースの前を通り過ぎるときは、ずっとこの人が見張り番でした。
交代してくれる人が、いなかったんでしょうか?
警備員様、本当にお疲れ様でした。


【サコー】
ベレッタの傘下になったフィンランドのサコー社は、ベレッタと同じブースの中に、サコーとティッカのブースがあります。
昨年の IWA 報告では、サコー社ではモデル M85 で「 338 ラプアマグナムを作る予定があるらしい」と、お伝えしました。そしてお客様からも、いつ頃できるのかの問い合わせも頂いております。
サコー社のカタログを拝見したところ、 2007 年版のカタログにはまだ、ラインナップをされていませんでした。
もしかしたら、そのまま 338 ラプアマグナムの製造を止めてしまうのでは?なんて思えてきました。


サコー M85 の機関部


サコー社のライフルで 338 ラプアマグナムを撃つことが出来るのは、まだこの TRG − 42 のみです。


サコー TRG − 42


この銃でロングレンジシューティングをしたら、さぞかし気持ちがいい事でしょう。
カッコいい銃ですが、この銃は日本に輸入が出来ないんですよね。


【フェラッハ】
私は FEGS のコラム「 2004 IWA ヨーロッパレポート前編」を読んで、オーストリアにあるフェラッハという街の存在を、初めて知ることが出来ました。その時のフェラッハの写真は、私も IWA の会場で何度もこの目で見ていた銃だったので、その当時は気にせず読み流しておりました。と言うより IWA の会場では、フェラッハの銃をただ単に、何も考えずに眺めていただけでした。

2004 年の IWA では、実は築地さんとビアホールで一緒にビールを飲んだりしていたので、ホームページ上に IWA のレポートを書くことは知っておりました。
ただ、その年のドイツからの帰国は、築地さんの方がひとあし早く、ホームページへのレポートのアップも私が帰国する前にアップされていました。
あの時は、さすが築地さんだと感心し、私も早くレポートをアップしないと、と思いながらその年のレポートを焦って書いた記憶が残っています。
フェラッハの銃の写真はその年、実は私も掲載しようと企んでいたのですが、あそこまで築地さんに詳しく説明されると、私はとても写真を掲載する気にはならなくなってしまい、写真をボツにしたのを覚えています。
当時は、築地さんのコラムにはかなわないものの、何とか頑張って築地さんとは違うイメージのレポートをと思いながら、コラムを一生懸命書いたものです。
でも今は IWA のレポートも、速さや内容を競う相手がいないので、のんびりと書き上げている次第です。


フェラッハの銃


今回の IWA の期間中に、あるドイツ人の方から、オーストリアには 2 つの鉄砲鍛冶の町があって、一つ目はステイヤーが大きい町。二つ目はフェラッハで、小さな工場にすばらしいガンスミスがたくさんいるんだ!なんて話を聞き、少し興味を持ちました。
そして日本に帰って来てから、 FEGS の「 2004 IWA ヨーロッパレポート前編」を再度、じっくりと読み返した次第です。
IWA の会場で、ブースを出しているフェラッハの工房の数を数えると、 9 ブースもありました。広い IWA の会場で良くもまあ探し出して数えたな、なんて思われるでしょうが、実は簡単な事なのです。


フェラッハの銃


会場内のある一角に、フェラッハの工房が集中しているんです。
フェラッハの銃は他には類を見ない独特な雰囲気があるので、私みたいにお高い銃に興味が無い人間でも、一見すればこれはフェラッハの銃だと、すぐに判断できます。
だからその一角を歩いて、フェラッハの工房の数を数えて来ただけなんです。


フェラッハの銃


IWA の会場に出店している工房だけで 9 ブースです。きっと IWA には来ていない工房もたくさんあると思います。
相当数の人が、このような美しい銃の製作に携わっていると思うと、一度はフェラッハの町を訪ねてみたくなりますね。
ちょっとピンボケしておりますが、フェラッハの美しい銃をゆっくりと鑑賞して下さい。


【カスタムトリガー】
とあるライフル専門のガンスミスが、小さなブースを出していました。
綺麗なトリガーが置いてあったので、話を聞いてみるとなんとそこは、なんとトリガーを自分で作ってしまうそうです。


レミントン用 2 ステージトリガー


写真はレミントンに取り付け可能な、 2 ステージトリガーです。
このガンスミス自身が、どうもロングレンジシューティングが好きみたいで、自分で自分に合った 2 ステージトリガーを、作ってしまった物の様です。
私たちの様に、標的射撃のみを行っている人間は、どうしても 2 ステージトリガーしか好みません。したがって私たちにとっては、レミントン用の 2 ステージトリガーが販売されると言う事は、とっても好ましい事なのです。
もし輸入が可能なら、私の持っているレミントン 40X ‐ B に早速、取り付けたいと思います。
でも、ものすごい高そうなんですよね。

話は変わって、一般的なハンターの方たちは、シングルステージトリガーの方を好む方が多いと思います。
このガンスミスは、シングルステージのトリガーは、やっぱりアメリカのジュウェルトリガーを使っているそうです。やっぱりジュウェルトリガーが世界中で一番、評価の高いトリガーの様です。
そして更に面白いことは、ジュウェルトリガーでは製造していない、サコー M75 用のトリガーを製作しています。
製作と言っても、レミントン用のジュウェルトリガーを、改造しているだけだそうです。
年間、300個もジュウェルトリガーを購入して、それをサコー M75 用に改造しているそうです。本当かなぁ??
ただでさえ高いジュウェルトリガーをサコー M75 用に加工したら、いったい価格はいくらになってしまうんでしょうか?
でもサコー M75 をお持ちの方なら、サコー M75 のジュウェルトリガーを取り付ける事が出来たら、最高の銃になるでしょう。
サコー M75 のジュウェルトリガーがブースに無かったので、写真を撮ることが出来なかったのがとっても残念です。

当店では何とか、これらのトリガーの取り扱いを、夏のセールに間に合わせたいと思っておりますので、楽しみにお待ち下さい。


【その他】
もうネタがつきてしまったので、私が IWA の期間中に撮影してきた写真の、ほんの一部を紹介させていただきます。

ウィンチェスター社のブースです。


ウィンチェスターのダミー


そうとう WSM が売れているのか、大きなダミーがクルクルと回転しています。

ラプアのブースです。


ラプアのブース


6.5 × 47 Lapua の広告が、大きく飾ってあります。
大口径射撃競技を行っている私にとっては一度、撃ってみたい弾でもあります。

ブレネッキのブースです。


ブレネッキのブース


散弾銃のライフルドスラッグ弾頭や、特殊なライフル弾頭を製作しているドイツのメーカーで、ルアグ・アモテック社にも弾頭を供給しています。
ルアグ・アモテック社では、スラッグ弾頭は Rottweil ブランドに使われ、ライフル弾頭は RWS ブランドの TIG や TUG の名称で、高価な実包を販売をしています。

ブローニングのブースです。


ミロクのショットガン


ミロクのショットガンは以前、ドイツの代理店であるアンシュッツ社のブースに飾ってありましたが、今年はブローニング社のブースの一角に、展示されておりました。

SKB のブースです。


SKB のブース


歩き疲れると日本語の通じるこのブースで、いつも一休みさせてもらっています。
私にとっては非常に有り難い存在のブースの一つです。

グロックのブースです。


グロックのブース


オーストリアのピストルメーカーです。
イメージカラーの黒に統一されているのが、カッコいいですよね。
グロック社の T シャツや帽子、その他のアクセサリー関係には、センスの良いものがたくさんあります。
思わず私も、欲しくなってしまいます。

メルケルのブースです。


ドリリングガン


旧東ドイツのメルケル社のドリリングガンです。
元折れ式のコンビネーション銃です。
1 丁の銃に 3 本の銃身が付いていますが、オープンサイトは一つしかありません。
このオープンサイトは銃身3本に対して、ちゃんと合っているのでしょうか?
きっと、 3 本とも弾が当たる所に誤差があると思います。
でも、このドリリングガンは、いかにもドイツらしい銃ですね。一度は所持したい銃でもあります。

エアーソフトガンのブースです。


エアーソフトガンのブース


最近は IWA の会場でも、エアーソフトガンのブースがとても増えてきました。
日本製だけでなく、世界中のエアーソフトガンが集まっています。
ここ数年、ドイツ国内でもエアーソフトガンの販売数は、急激に増加しているそうです。
ただし、精度の良い日本製が 1 ジュール規制に伴い、パワーが落ちたため世界中のエアーソフトガン業界に、大きな影響があったそうです。

木材屋のブースです。


木材屋のブース


アメリカの業者もありますが、ほとんどがトルコの業者です。


木材屋のブース


見ているだけで、食べたくなってしまうようなマーブル色の、美しい木目の原木があります。


木材屋のブース


説明なしでも十分に楽しめると思いますので、ゆっくりと写真をご覧下さい。

ペラッチのブース


ペラッチのブース


今年は新製品が、無かったようです。
このサービスカーの中に、一度でいいから入ってみたいと思うのは、私だけでしょうか?

来年の IWA の予定です。


IWA の予定


来年は 3 月 14 日から 17 日までの開催となります。

明るいうちに一日だけ、街中を少しだけ散策する事が出来ました。
私たちの宿泊しているホテルです。


ホテル


一階のレストランとワインの立ち飲みバーが、私のお気に入りです。
でも人気があるので、いつも混んでいてなかなか座れないんです。


ホテルの看板


私たちが宿泊したホテルの看板です。
古いお店なら、どこのお店にも飾ってあります。

街で見かけた銃砲店です。


ドイツの銃砲店


ショーウィンドーを眺めていると、見慣れたものが売っております。


ツアイス・ディアレンジ


カール・ツアイスのディアレンジです。
セールで 2420 ユーロですって。安いですねぇ。
思わず買って帰りたくなりますが、残念ながら財布の中には 420 ユーロしか入っていませんでした。



そろそろ 2007 年の IWA 報告も、これで終わりとさせて頂きたいと思います。
今年はこれと言って、新しい商品が本当に少なかった年だと思います。
それでも IWA を毎年、尋ねるという事は少なからず、何かしら新しいものを得ることの出来る大切な場と、なっております。
ここに紹介した新製品は、私の目で見てきたほんの一部の商品に過ぎません。
当店以外にも IWA を訪れる銃砲店は、日本にもたくさんあります。
このコラムをご覧になられた皆様は、当店以外のも IWA を訪れた銃砲店を探して、 IWA での色々な話をお伺いできれば、もっといろんな事を知識として吸収できて、大いに楽しめるのでは?と思います。
銃砲店にもそれぞれ個性がありますので、間違いなく銃砲店ごとに違った話をお伺いすることが出来るでしょう。

それでは、また来年のご報告をお待ちして下さい。
有難うございました。



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